本日もバリタイ福生店のHPにご来訪、誠にありがとうございます。
担当のスタッフA.Iです。
(バリタイ福生店のアメブロ)
週刊文春で枕営業が話題になっていますね。
一方で、同じ枕でも
日本の古典文学の世界には枕詞(まくらことば)という概念がありますね。
ネットで見た定義は
「主に和歌に見られる修辞で、それ自体は直接の意味を持たず、ある特定の言葉を修飾し、情緒を添え、短歌の調子を整えることば」です。
わたしの記憶に残る枕詞で
「梓弓(あずさゆみ)」という言葉があります。
日本では弓を竹ではなく木で作る時に
真弓(まゆみ)、槻(つき)、梓(あずさ)で作っていたそうです。
真弓(まゆみ)、槻弓(つきゆみ)、梓弓(あずさゆみ)
と高校の古典の先生が話していたのを思い出します。
梓(あずさ)が中央本線の特急の名称に使われているのは
中央線沿線に住んでいる多くの人は知っているでしょう。
しかし、弓の材料であること、梓弓が代表的は枕詞であることを
ご存知の人はどの位いるでしょうか?
百人一首には梓弓が使われている歌はなかったはずですが
万葉集では使われていますね。
例えば
2640:梓弓引きみ緩へみ来ずは来ず来ば来そなぞ来ずは来ばそを
上に貼ったリンクの枕詞の一覧をネットで見て衝撃を受けたのは
枕詞としての神風に対応することばが伊勢であることです。
確かに台風の直撃を受けやすい地域なのかもしれませんけれどね。
神風ということばは
どうしても、元寇の時の神風を連想してしまうのですよね。
私はリネン業者さんが搬入したピローケース(枕カバー)を畳んで所定の場所に置く作業を 担当しております。
ピローケースを畳みながら独り言をつぶやいてもピロートークにはならない?
ならないですよね?
ピロートークは相手がいてこそのものですよね。
ラブホテルを別の言い方で表現すれば
The rooms for pillow talk
になりませんか?
露骨すぎますかね?
pillow talkを直訳すると枕話ですね?
ネットで意訳を探すと睦言(むつごと)ということばが出てきます。
仲睦まじいの睦ですね。
秘め事ということばもありますが
睦言ということばにも独特な響きを感じませんか?
落語で本題の話に入る前の話を枕(まくら)と言いますね。
頭と言わずに枕(まくら)です。
落語 枕 語源
で検索をかけると
落語の枕は和歌の枕詞の枕と同じだという説明に行きあたりました。
頭(前の方)に置くから枕なのでしょうかね?
枕詞の枕の意味をpillow talkのpillowと同じにしてしまったら
小中学生、高校生が学ぶことばに色事めいたことばが入ってしまいますね。
例えば自動車メーカーのMcLarenもF1レースでいつもポールポジションにいれば
枕だと言われるようになるのでしょうかね?
日本のローカルルールにはなってしまいますけれど。
そんな事、言われる訳ねーだろ!
というツッコミは
大いに受け入れます(笑)
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